2022シーズンをもって現役を引退した中村俊輔さん。
現在は、横浜FCコーチとして指導者の道を歩んでいます。
今回は、中村俊輔さんの引退後の現在と、セルティック時代の功績を振り返っていきたいと思います。
中村俊輔の引退
2022年10月17日に各メディアで、中村俊輔さんが今季限りで現役を引退することが報じられました。
翌日18日には、クラブを通して正式に現役引退を発表。
現役最後の試合は、10月23日に行われた、ロアッソ熊本戦。見事勝利し、有終の美を飾っての引退となりました。
引退の理由は?
中村俊輔さんの引退理由はケガによるものだと報道されています。
また引退発表後のインタビューでは、「やり尽くしたっていう感じはある」と語っており、ケガだけではなく中村俊輔さんには「やり切った」という思いもあっての引退だったようです。
横浜FCがJ1昇格を見届けての引退。やることはやった、という気持ちでの引退なのかもしれませんね。
セカンドキャリアをスタート
中村俊輔さんは引退後、横浜FCのコーチとしてセカンドキャリアをスタートさせています。
海外でプレーしている頃から、「現役引退したら、指導者としてサッカーに携わっていきたい」と話しており、その頃からサッカーのB級コーチライセンスも取得していたそうです。
海外での活躍
中村俊輔さんは、プロとしてのキャリアを横浜マリノスでスタートさせた後、イタリアのレッジーナ、スコットランドのセルティック、スペインのエスパーニョルへと活躍の舞台を移していきました。
その中でもセルディック時代の活躍は目覚ましいものがあり、多くのサポーターの記憶に今でも残っているのではないでしょうか?
セルティック時代
2005年7月にセルティックに加入した中村俊輔さん。
すぐに頭角を現し、その年の国内リーグ戦優勝と国内カップ戦優勝の2冠を達成しています。
中村俊輔さんは、その後2009年までの4年間をセルティックで過ごし、サッカー選手としてのキャリアも絶頂を迎えていきます。
34ゴールも奪う実力
セルティックに所属していた当時、リーグ戦やカップ戦などの全てを合わせると、34ゴールも奪っています。その1点1点が素晴らしく、セルティックの中心選手として活躍し続けていたため、サポーターからの人気も絶大なものでした。
セルティックサポーターからは「レジェンド」と呼ばれるほどの人気ぶり。チームにも数々のタイトルをもたらしてきました。
伝説のゴール
中村俊輔さんを「レジェンド」と呼ばせるようになったのが、マンチェスター・ユナイテッド戦で決めた2本のフリーキック。
ヨーロッパチャンピオンズリーグという世界中のサッカーファンが注目する舞台で決めた中村俊輔さんのフリーキックは、世界中に“中村俊輔”の名前を一気に知らしめることになり、「レジェンド」と呼ばれるようになりました。
惜しまれつつの移籍
中村俊輔さんがセルティックから移籍する際には、一部のサポーターから「セルティックパークで引退してほしい」という声が上がるほど。中村俊輔さんの素晴らしい功績を讃える声も上がるほどの人気ぶりでした。
またセルティックの取材歴30年以上の担当記者からも、「セルティックサポーターは、例え30年経っても、中村のことは忘れない」と言うほどの活躍ぶりだったそうです。
まとめ
横浜FCは、2023年12月17日に「ニッパツ三ツ沢球技場」で、中村俊輔さんの引退試合
「SHUNSUKE NAKAMURA FAREWELL MATCH」を開催することを発表しました。出場するメンバーもかつて中村俊輔さんと共に、日本代表として戦った戦友たちばかり。
現在はコーチとして活躍している中村俊輔さんの、久しぶりのプレーを楽しみにしたいと思います!