Cocomiは大学生ではない！桐朋での学歴と進学先とは何かを徹底解説

木村拓哉さんと工藤静香さんの長女の木村心美（cocomi）さん。

cocomiさんはフルート奏者として、さらにはディオールのアンバサダーやモデル、声優としても活躍している21歳です。

そんなcocomiさんが『大学を3年で卒業した』という話が話題となっています。

『大学卒業』と言えば一般的には4年間通うことになるので、22歳で卒業ですがcocomiさんは現在21歳。

事の始まりはスポーツ報知の記事の見出しに『大学を3年で卒業』と書かれていたことでした。

Ｃｏｃｏｍｉ、大学を「３年で卒業」後の進路は“超難関”へ進学…上品スーツ姿で卒業式出席が話題に

スポーツ報知

cocomiさんが優秀で4年で卒業するはずの大学を3年で卒業した？！と誤解しそうなタイトルです。

3年で卒業？音大は特殊なの？と話題になっているcocomiさんの通っている学校について調べてみました。

cocomiの在籍コースでは『学士』はもらえない！大学生や大学院生ではなかった！

cocomiの学歴

cocomiは大学卒業資格はもらえない大学付属のコースに在籍

※ カレッジ・ディプロマコースを修了しても、

大学卒業時に与えられる「学士」の学位称号は与えられません。

桐朋学園大学音楽学部HP

 ディプロマコースは正規の大学生ではなく、働きながら通う人や他の大学に通いながら通うコースで聴講生の扱いであると思われます。

cocomiさんの通うコースでは学位はもらえないと書いてあるのでcocomiさんは大学生ではありません。

インスタグラムのストーリーズの投稿では、

ファンからの「大学って4年じゃないんですか？」という質問に対し、

「私が通っていたのはカレッジ・ディプロマという最短3年で卒業出来るコースです！」と説明。

投稿の中でCocomiは「高一からの6年間、お世話になっている友がわざわざ来てくれて、花束を贈ってくれました。嬉しかった～！」とつづっている。

スポーツ報知

「最短3年」ということは3年以上かかる人ももちろんいる中で多忙なcocomiさんは3年で修了しています。

この点からもcocomiさんがとても優秀なことがわかりますね。

cocomiは『卒業』ではなく『修了』と言葉の使い分けをしている

 Ｃｏｃｏｍｉは３月１５日夜、

「桐朋学園大学音楽学部カレッジ・ディプロマコースを修了致しました～！！」と卒業式でのスーツ姿を披露。

スポーツ報知

Cocomiさんは『卒業』という言葉ではなく「桐朋学園大学音楽学部カレッジディプロマを修了しました」と言葉を使い分けています。

cocomiさんがインスタで持っているのは「卒業証書」ではなく「修了証書」ではないかと思われます。

cocomiの通った桐朋学園大学音楽学部カレッジ・ディプロマコースとは？

大学のコースを見ると2023年3月までが大学生で4月からは大学院生？と思ってしまいそうですが大学生でも大学院生でもないんです。どんな制度なのでしょうか。

桐朋学園大学音楽学部には大学音楽部のほかに附属コースとしてディプロマコースがあります。

ディプロマ・コース

桐朋学園大学音楽学部は、1973年より、 「ディプロマ・コース」を設置しました。

これは高度な専門教育を行うことを目的として、大学や高校とは別に本学が独自に開設しているコースです。

大学学部に開設されている履修科目(一部を除く)の単位を修得することができます。

桐朋学園音楽学部HP

「ディプロマ・コース」には、教育目的によって、次のコースがあります。

ソリスト・ディプロマ・コース

カレッジ・ディプロマ・コース

カレッジ・ディプロマ・コースは実技を中心とした自由で高度な専門教育を行うことを目的としています。

大学進学に代わる実技主体の教育の場、海外留学のための準備の場、大学を卒業した学生のさらなる研鑽の場、他大学に学びながら実技の専門教育を受ける場、として様々な志向に応えるよう、より開かれた教育環境を提供すべく1996年度より開設されたコースです。

桐朋学園音楽学部HP

ディプロマコースは1973年より設置され、桐朋学園大学音楽学部では高度な専門教育を行うことを目的としていますが、「大学進学に代わる実技主体の教育の場」と紹介されています。

『大学進学に代わる』と書いてあるので『大学』とは違うようですね。

 cocomi2023年4月以降は桐朋学園大学の超難関コースへ

cocomiが桐朋学園大学ソリストディプロマコース、初の合格者

桐朋学園大学音楽学部では2020年度入学生より、フルート専攻生を募集していますが

2020年から2022年までの在籍者は0でした！

実力に合う人がいなかったのか、志願者がいなかったのかは不明ではありますが、ほかの専攻を見ても少人数しかとっていないので、cocomiさんが合格したソリストディプロマコースは狭き門であることには間違いありません。

１月の投稿では

「この間受験をして桐朋学園大学ソリストディプロマコース（ＳＤ）に合格致しましたのでまた１年生してきます」と、各楽器で数名ずつしか合格しない超難関の独奏者を育成するコースに進むことを明かしている。

スポーツ報知

まとめ

cocomiさんの通っていたコースは大学内の専門学校のようなコースで、学位は取れません。

cocomiさんは大学生でも大学院生でもないことがわかりました。

とはいえフルート奏者としても素晴らしい音色を奏でるcocomiさんはすでにいろんなコンサートでも活躍し、音楽以外にもモデルに声優に大忙しなためにディプロマコースを選んだのかもしれません。

そんなcocomiさんが難関ソリストディプロマコースを受け、どんな演奏を聞かせてくれるのか、今後の活躍が楽しみです。