トレンド会議 
眞子さまが就職されるメトロポリタン美術館の年収が話題になっていますね。
メトロポリタン美術館の学芸員の給料はなんと日本の四倍もあります！
この記事では、
- メトロポリタン美術館の学芸員（キュレーター）の年収
- 日本の学芸員（キュレーター）の年収（給料）
- メトロポリタン美術館に日本人の職員はいる？
- 眞子さまの就職先に対してネットの声
をお届けします。
Contents
メトロポリタン美術館はどこにあるか
メトロポリタン美術館は（通称The Met）は、ニューヨークのマンハッタンにあります。
アメリカ最大の美術館であり、世界最大級の美術館とも言われている。
1870年に開館されてからもう150年以上の歴史がありますね！
メトロポリタン美術館の学芸員（キュレーター）の年収
そんなメトロポリタン美術館の気になるお給料事情。
アメリカの大手サイト「glassdoor」で、メトロポリタン美術館の学芸員の年収について調べてみました。
| 職種 | 年収（日本円換算） |
|---|---|
| 学芸員 | 約1500万円 |
| 学芸員補佐 | 約1030万円 |
メトロポリタン美術館でフルタイムで学芸員として働く場合、
年収は約13万米ドルで、日本円に換算すると約1500万円です。
ニューヨークで10万ドル以上稼げる人は、30%程度なので、年収13万米ドルは年収が高い方と言えます。
しかし税金から引かれる金額も大きいので、実際の手取りは8万ドル程度で、
日本円に換算すると約900万円程度でしょう。
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メトロポリタン美術館の学芸員以外の年収（給料）は？
では、メトロポリタン美術館の学芸員以外の職種の年収はどれくらいでしょうか？
美術手帖のまとめによると、Curator（キュレーター・学芸員）以外の職種の年収は、
学芸員の年収とかなりの違いがあります。
この表から、
メトロポリタン美術館の年収の範囲は600万円未満〜1500万円弱
ということが分かりますね。
学芸員（Curator、キュレーター）という職種の年収は
メトロポリタン美術館の中でもダントツ高い！ということが分かります。
日本の学芸員（キュレーター）の年収（給料）
一方、日本の学芸員のお給料はどうでしょう。
結論から言うと、
- 日本学芸員の平均年収は350万円前後
- 有名なところで働く場合、例えば国立科学博物館なら600万円〜850万円
日本学芸員の平均年収は350万円前後
こちらのサイトによると、日本の学芸員の平均年収は、なんと350万円前後。
また、非正規雇用も多いらしい。
高い専門性が求められているものの、給料はあまり高くはないのが現状ですね。
メトロポリタンの学芸員は1500万円なので、
日本の４倍もあります！この差にびっくりしました。
アメリカの給料が高いというよりも、日本の学芸員の給料が低いと言うべきでしょう。
眞子さまがメトロポリタン美術館に就職して世帯年収が3500万、というのを受けて「やっぱ元皇族は優遇されてる💢」みたいな声が散見されてるけど、それよりもアメリカにおける学芸員の給与の高さにもっと注目すべき。そして非正規ばかりで平均年収300万程の日本の学芸員の現状に引き比べてみて。
— 櫛 海月 (@kusikurage) October 19, 2021
国立科学博物館に勤める場合の平均年収は600万円〜850万円
メトロポリタン美術館は世界最大級の美術館なので、日本の平均と比較するのちょっと不公平ですね。
なので、「国立科学博物館」に勤める場合の年収も調査しました。
国立科学博物館では役職員の年収をPDFで公開していますので、
表に整理してみました。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| 常勤職員 | 約740万円 |
| 事務・技術 | 約597万円 |
| 研究職種 | 約849万円 |
こちらの資料は平成24年のものだが、ある程度参考できると思います。
表の通り、国立科学博物館に勤める場合の平均年収は600万円〜850万円。
メトロポリタン美術館よりは低いですが、日本の学芸員の平均給料350万円と比べては結構高いですね！
日本とアメリカで学芸員になるための条件
給料が結構高い学芸員なのですが、どうすれば学芸員になれるでしょうか？
アメリカと日本で学芸員になるための条件をまとめました。
アメリカで学芸員になるための条件
アメリカで学芸員になるには、
学歴は最低修士以上、博士が望ましいとされています。
養成はマスターレベルが一般的で、学部で歴史学、美術史、人類学など専門分野の基礎的な学習をした上で、（ときには博物館勤務後）大学院で博物館の職務に必要な学問を深めるケースが一般的。職務分化に応じた養成コース等もある。
引用元：文部科学省
メトロポリタン美術館はさらに厳しく、博士号が求められるポジションが多いです！
メトロポリタン美術館は、データ8件中5件において、「就職にあたり博士号が必要」と記載されている。
ちなみに、眞子さまに関しては、
ICU（国際基督教大学）在学中にすでに学芸員の資格を取得し、
イギリスのレスター大学大学院では「博物館学」で修士号を取得しています。
日本で学芸員になるための条件
学部レベルの学芸員養成課程の修了又は国家試験の合格により資格取得後、博物館に就職。資格取得者は年間1万人前後と見られるが、このうち学芸員として採用される者は数パーセントとされる。
引用元：文部科学省
日本にいる学芸員の最終学歴は、大学卒が一番多いようです。
- 学士（92.7パーセント）
- 修士（32.0パーセント）
- 博士（3.7パーセント）
↑は2005年のデータなので、正確な数値は参考になりませんが、割合は参考できるでしょう。
合計は100%ではないのはちょっとおかしいですが、おそらく複数の学歴を持っている方は学士も修士も計上されたからではないかと考えています。
数字から見ると修士と博士もいますが、学士と比べて数が少ないですね。
また、日本の学芸員はアメリカと比べて職務が多岐にわたるということも分かります。
博物館における職務分化は、欧米に比較して明確でないことが多く、1人の学芸員が多面的な業務に携わっている。
つまり、一人一人の守備範囲がより広いことですね。
その分専門性が下がることもあるでしょうか。
こうして、日本とアメリカでは学芸員の年収大きく違います。
眞子さまがメトロポリタン美術館に就職して小室さんと共働きで世帯年収が3500万…。NY就職は日本と桁違いだな。ちなみに日本の学芸員は平均年収300万未満が圧倒的。
— ガッテム竹内 (@gtt214214214214) October 19, 2021
しかも非正規ばかり。
アメリカは学芸員の地位が確立してる。 pic.twitter.com/MWSNPeaPNN
メトロポリタン美術館に日本人の職員はいる？
そもそも現時点で、メトロポリタン美術館に日本人の職員がいるか？
調べたところ、現時点はいないようです。
今回眞子さまがメトロポリタン美術館で学芸員として働くというニュースが出たのですが、
眞子さまがメトロポリタン美術館に就職すると、唯一の日本人スタッフになるでしょう。
「実はMETの関係者からも“眞子さまのご就職が内定しているのでは”という話を聞いています。学芸員としてMETの日本ギャラリーを担当されるそうです。ちなみに学芸員の年収は約1千500万円ほどです」
引用元：Yahooニュース
眞子さまが実際にメトロポリタン美術館に就職した場合、
MET館内の「日本ギャラリー」を担当することになるそうです。
将来メトロポリタン美術館に訪問する際に、眞子さまの姿が見れるかもしれません！
眞子さまの就職先に対してネットの声
世界最大級の美術館・メトロポリタン美術館に就職する予定の眞子さまに対して、ネットでは祝福する声が多いです。
眞子さま、メトロポリタン美術館に就職かもなのか。皇族出身なら芸術への造詣も深いだろうし、美術館のセキュリティなら安心だし、とてもいいね。コネだなんだと言われても、安全を考えたらベストだよねえ。よかったね。
— なぁなぁ (@n_anaheim) October 19, 2021
「眞子さまがメトロポリタン美術館に就職」って聞いて
— いちか | ビジネスの【核】を教えるコーチ (@yamamoto_ichika) October 19, 2021
「幼い頃からめちゃくちゃ鍛えられてるだろうから、審美眼すごそうで超向いてそう」っておもった（小並感）
小室圭さんの司法試験不合格を受けて
小室圭さんは今年のニューヨーク州の司法試験を受けましたが、結果は不合格だったそうです。
不合格で弁護士になれない小室圭さんは、パラリーガル（法律事務員）のままです。
パラリーガルの年収はおおよそ600万円程度で、ニューヨークで暮らすのは厳しいのではないかと。
その場合、眞子さまのメトロポリタン美術館の学芸員の年収「1500万円」が頼りの綱になりますね。
早く落ち着いて、アメリカで平穏な暮らしを送れることを願っています。
