【動画】ウィル・スミスのアカデミー賞スピーチ全文和訳!ビンタの理由、妻が馬鹿にされた一部始終も

第94回のアカデミー賞、主演男優賞に輝いたのはウィス・スミスさんでした

しかし、今回の授賞式では前代未聞のハプニングがありました。なんとウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックをビンタしたのです。

その数分後に、主演男優賞が発表され、ウィル・スミスは涙を流しながらスピーチをしました。

この記事では、

  • ウィル・スミスの妻が馬鹿にされ、ウィル・スミスがビンタした一部始終
  • ウィル・スミスのスピーチ全文和訳

をお届けします。

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ウィル・スミスはなぜビンタしたか

映画界で年に一度の盛大イベント、第94回アカデミー賞の授賞式。

今回は前代未聞のビンタ事件が起こりました。

ノミネートのウィル・スミスが、プレゼンターのクリス・ロックに激怒し、ステージに上がってビンタをしたのです。

なぜウィル・スミスがこんなにも衝動的な行為に走ったのでしょうか?

理由は妻が馬鹿にされたのが許せなかった

理由は、妻が馬鹿にされたのが許せなかったです。

ウィル・スミスの妻・ジェイダは脱毛症で悩んでおり、髪型を丸刈りにしています。

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現在のウィル・スミスと妻のジェイダ
【動画】ウィル・スミスのアカデミー賞スピーチ全文和訳!ビンタの理由、妻が馬鹿にされた一部始終も
昔のウィル・スミスと妻のジェイダ

クリス・ロックがジェイダの髪型をネタにして、このジョークを言いました。

ジェイダ、あなたが『G.I.ジェーン2』に出演するのを楽しみにしている!

『G.I. ジェーン』とはデミー・ムーアが主演した映画で、デミー・ムーアその映画で女性兵士を演じるために髪型を丸刈りにしていました。

【動画】ウィル・スミスのアカデミー賞スピーチ全文和訳!ビンタの理由、妻が馬鹿にされた一部始終も

クリス・ロックのジョークは、ジェイダの髪型はもう丸刈りになっているからこの役にはぴったりだ!という意味だったでしょう。

そのジョークに対して、ウィル・スミスとジェイダは最初は苦笑いしていたけど、次の瞬間にウィル・スミスが怒りを抑えられず、ステージに上がってビンタをしました。

【動画】ウィス・スミスがビンタした一部始終(和訳字幕)

こちらの字幕付き動画から、クリス・ロックのジョークとウィル・スミスがビンタした一部始終を確認できます。

ウィル・スミスが突然ビンタしたのはびっくりしましたが、人の見た目を冗談にするのは本当に良くないと思います。

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ウィル・スミスのアカデミー賞スピーチ全文和訳

ビンタ事件が起こった数分後、ウィル・スミスがアカデミー賞の主演男優賞を受賞しました。

過去に3回ノミネートされた経験がありますが、受賞は初めてです。

ビンタ事件の直後というのもあって、ウィル・スミスは涙を流しながらスピーチをしました。

ここからスピーチの全文和訳をお届けします。

リチャード・ウィリアムズは、家族を守るために猛烈な努力をした。

私の人生のこの時期、この瞬間、神がこの世界で私に呼びかけていることに圧倒されている。

この映画を作ることで、私は今まで会った中で最も強く、最も繊細な人であるアウンジャヌ・エリスを守ることができた。

ヴィーナスとセリーナを演じたサニヤ(・シドニー)とデミ(・シングルトン)を守ることができた。

私は人生とは、人を愛することである。そして、人々を守り、川のように私の仲間たちを包容することである。

私たちの仕事には、罵声を浴びても我慢する必要がある。

人々に有る事無い事を言わせる必要もある。

このビジネスでは、自分を見下す人がいても、笑顔で気にしないふりをしなければならない。

デンゼルが数分前に言ってくれた。「最高の瞬間には、悪魔がやってくるから気をつけろ」と。

私は愛の器でありたい。

ビーナスとセリーナ、そしてウィリアムズ家のみんなに、あなたたちの物語を私に託してくれてありがとうと言いたい。

私はそのような愛と関心の大使でありたいと思います。

アカデミーに謝りたい、仲間のノミニーに謝りたい。

これは美しい瞬間だ。私の涙は、賞を取ったからと言って泣いているわけではない。

これは私にとっての受賞ではなく、すべての人々……そして『キング・リチャード』のキャストとスタッフ全員、そしてヴィーナスとセリーナ、ウィリアムズ家全員をたくさん輝かせることができたということなのだ。

芸術は人生を模倣する。

リチャード・ウィリアムズについて言われたように、私はクレイジーな父親のように見えるよね。

でも、愛がある故にクレイジーなこともできるようになるんだ。

アカデミーが私を再び招待してくれることを願っています。

【動画】ウィル・スミスのアカデミー賞受賞スピーチ

こちらの動画ではウィル・スミスのスピーチを字幕付きで見れます。

ウィル・スミスのアカデミー賞スピーチ英語原文全文

英語原文が気になる方のもいると思いますので、置いておきます。

Oh man, Richard Williams was a fierce defender of his family.

In this time in my life, in this moment, I am overwhelmed by what God is calling on me to do and be in this world.

Making this film, I got to protect Aunjanue Ellis, who is one of the most strongest, most delicate people I’ve ever met.

I got to protect Saniyya [Sidney] and Demi [Singleton], the two actresses who play Venus and Serena.

I’m being called on in my life to love people. And to protect people and to be a river to my people.

I know, to do what we do, we got to be able to take abuse.

You gotta be able to have people talk crazy about you.

In this business, you gotta be able to have people disrespecting you and you gotta smile and pretend like that’s OK.

Denzel said to me a few minutes ago, “At your highest moment, be careful, that’s when the devil comes for you.”

I want to be a vessel for love.

I want to say thank you to Venus and Serena and the entire Williams family for trusting me with your story.

I want to be an ambassador of that kind of love and care.

I want to apologize to the Academy, I want to apologize to all my fellow nominees.

This is a beautiful moment and I’m not crying for winning an award.

It’s not about winning an award for me, it’s about being able to shine a lot on all the people … and the entire cast and crew of King Richard and Venus and Serena and the entire Williams family.

Art imitates life.

I look like the crazy father, just like they said about Richard Williams!

But, love will make you do crazy things.

Hoping the Academy invites me back!

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