トレンド会議 
ドラマ『最愛』の毎話のラストに現れるブラックボックス（黒い箱）がありますね。
結論から言うと、ブラックボックスは「優の記憶」を表していると考えています。
この記事ではブラックボックスの変化と意味を徹底考察します。
Contents
ブラックボックスの時系列変化
公式ツイートの情報によると、ブラックボックスは意味があって、回を追って変化しているとのこと。
しかし、何の意味を持っているのかここでは教えてくれなかったです。
すごく良いところに目をつけて頂いてありがとうございます✨
— 【公式】TBS金曜ドラマ『最愛』 (@saiai_tbs) November 5, 2021
ラストのブラックボックス、少しずつ変化しているのに気づきましたか…？#最愛ドラマ#fromP https://t.co/mGLvvXMNIJ
毎回2秒くらいしか登場しないブラックボックスにもそれほど手が込んでいるとは…最愛の制作陣本当すごい。
まずはブラックボックスの変化を解明すべく、今までの録画を見直しました。
第1話〜第4話に出てきたブラックボックスを比較した結果、驚くべき事実が分かりました。
最愛冒頭のナレーションに関する考察記事はこちら
ブラックボックスはサイズが変化している
画像で比較した方が分かりやすいので、
まずは第1話〜第4話の最後に出てきたブラックボックスの画像をご覧ください。
（パクリ防止のため画像に文字を入れています）
ご覧の通り、ブラックボックスはサイズが違います！
回を追うごとに大きくなっています！
こちらの画像は全部同じサイズで撮ったので、拡大しているわけではありません。
見ての通り、ブラックボックスは確実に大きくなっている。
いや、「近づいてくる」という表現が正しいかもしれません。
カメラがブラックボックスに近づいたからブラックボックスが大きくなっていますね。
ブラックボックスの開き具合が変化している
サイズだけではなく、ブラックボックスの開き具合も変化しているように見えます。
第1話と第4話の最後に出てきたブラックボックスを比較してみよう。
どちらもブラックボックスが一番開いている時点で撮った画像ですが、
第4話の方が開いているように見えます。
いや、大きいからそう見えるかもしれません。（皆さんどう思いますか？）
でも何回か見直して、やはり4話の方が開いていると思います。
中身もちょっと見えるようになりましたね。
ブラックボックスの中身とその意味
では、ブラックボックスの中身は一体何が入っているのか？その意味とは何か？
結論から言うと、
ブラックボックスは「優の記憶」を表していると考えています。
その理由を説明します。
ブラックボックス本来の意味
ブラックボックスの語源は英語の「black box」からきています。
ブラックボックスが一般的に使われる、本来の意味は2つあります。
ブラックボックスの意味その1
機能は知られているが、内部構造が不明の装置やシステム。
引用元：コトバンク
ブラックボックスの意味その2
航空機のフライトレコーダーやボイスレコーダーのこと。また、そのような装置を保管するための、耐震・耐熱性のある箱のこと。
引用元：コトバンク
どちらの意味も「中身は（解明されるまでは）不明の状態」というニュアンスが含まれています。
特に航空機のブラックボックスには、パイロットたちがやり取りした音声が入っています。
航空機に事故があったときは、事故の真相を調査するためにブラックボックスを見つけて解析しなければなりません。
したがって、ドラマ『最愛』のブラックボックスも、真相を解明するのに必要なものが入っていると思います。
最愛のブラックボックスの中身は脳？
最愛のブラックボックスの中には真相を解明するのに必要なものが入っている。
では一体何が入っているでしょうか？画像を拡大して検証しました。
モノクロでちょっとみづらいですが、丸っこい物体が入っていますね。
ここからは完全に推測ですが、この丸っこい物体は
人間の「脳」
と考えています。
もっと具体的にいえば、「脳のスキャン写真」。
よくみたら脳のスキャン写真に見えませんか？
これが、優の脳のスキャン写真なのではないかと。
そしてこの脳のスキャン写真は「記憶」を象徴していると考えています。
なぜなら、事件の真相を突き止めるために、一番重要なものは「記憶」ですよね。
優は興奮すると記憶が飛んでしまう病気がある。
証拠となる動画があるから、15年前の事件も今の事件も、優は自分がやったと思い込んでいます。
しかし動画には疑点がたくさん残っていますよね。
動画はいくらでも加工できるし、優の病気が治らない限り真相は明らかになりません。
優の頭の中に封じられた記憶こそ真相を紐解けるキーです。
優の脳のスキャンはドラマの序盤にもあったので、制作陣はその画像を切り取ってブラックボックスに入れたと思います。
ちなみに、ドラマの途中に時々このような、開くブラックボックスが出てきます。
優が過去を思い出すときに、このブラックボックスで回想シーンが展開されることから、
ラストシーンのブラックボックス（と脳の画像）は優の封じられた記憶を表していると解釈できると考えています。
ブラックボックスが大きくなる理由
ブラックボックスの中に入っているのは優の記憶だとしたら、
なぜだんだんとと大きくなるでしょう？
先ほど述べた通り、それはだんだんとブラックボックスに近づいたということだと思います。
つまり「優の記憶」に近づいたんですね。
しかしブラックボックスは近づくけど、未だに少ししか開いていない。
それは優の記憶がまだ不完全な状態で、封じられたからです。
ブラックボックスが完全に開いて中身を確認できるときは、莉央の作った治験薬が成功して、優がその薬で病気が治ったときだと考えています。
結論：最愛のブラックボックスが意味していることは優の記憶
ここまで分析した結論をまとめます。
ブラックボックスが表しているのは「優の記憶」と推測しています。
その理由はこの3点です。
- ブラックボックスの本来の意味は「中身が不明」のニューアンス
- ブラックボックに脳のスキャン写真が入っている
- 優の回想シーンがあったときにブラックボックスが展開される
これから物語が進むのにつれ、ブラックボックスはだんだん近づく。
そして最終的には莉央の作った治験薬で優の病気が治り、
ついにブラックボックスの中身（優の封じられた記憶）が解明されると思います。
優はすべて真実を知っている？
公式からリリースした最新のトレーラーに、このような文章がありました。
すべての真実を知る者は、誰か
この文章から推察すると、やはり登場人物の中にはすべてを知っている人物がいると考えています。
そして本記事のブラックボックスの考察と優の治験が進行中ということを踏まえて
すべての真実を知る者 ＝ 優
と考えています。
最終話ですべての真実が明らかになるのが楽しみですね。ブラックボックスが開くのを見たいです。
↓そのトレーラーの動画はこちらです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最愛冒頭のナレーション考察について記事を書いたため、よかったらぜひ読んでいただけると嬉しいです！
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