犬堂愛珠とガロが姉弟から兄妹になったのはなぜ|ミステリと言う勿れ

『ミステリと言う勿れ』ドラマの設定が原作漫画と違うことで話題になっています。原作の設定では、犬堂愛珠(あんじゅ)は犬堂ガロの姉です。原作は姉弟の間の複雑な愛憎とガロの葛藤を描写してファンの共感を呼びました。

しかし、ドラマではなぜか犬堂愛珠が妹になり、ガロと愛珠の関係が兄妹になりました。この設定変更に違和感を感じるというコメントが非常に多かったです。

この記事ではドラマの設定はなぜ原作と異なるかを考察します。

犬堂愛珠の原作設定は姉、ドラマでは妹になった

白石麻衣さんが演じる犬堂愛珠は、原作の設定では犬堂ガロの姉でした。犬堂ガロの人物紹介はこう書いてあります。

犬堂 我路(いぬどう がろ) / 熊田 翔(くまだ しょう)

バスジャック犯の主犯。
連続生き埋め殺人事件の被害者・犬堂愛珠(いぬどう あんじゅ)の弟

引用:Wikipedia

愛珠はすごく美人でありながら、小さい頃から体が弱く、持病があります。それで両親の関心を独り占めしていました。

そんな愛珠の性格はとても強気で、わがままで暴君でした。

弟のガロが思う愛珠はこんな感じです。

  • 女王様
  • わがまま
  • 暴君

愛珠に支配されていたガロは「死んでしまえ」と何度も思っていたが、それでも愛珠のことを「愛していた」

この愛憎の感情こそ、

支配的な姉と支配される弟

の関係性を表しています。

しかし、ドラマの犬堂愛珠は妹になった。

設定の変更に合わせてガロが愛珠に対して憎んでいたも愛していたという感情が、「弟→姉」の感情「兄→妹」の感情になりました。

これに対してすごく違和感を感じます。なぜかというと、この感情の向き方は姉弟だからこそ成立するものです。

「乱暴的で支配的な妹」に対して兄が「憎んでいたも愛していた」なんて、ちょっとおかしいですよね。どちらかというと妹を庇護したいという感情の方が自然です。

犬堂愛珠とガロのセリフに違和感

姉弟の設定は兄妹に変わったけど、セリフだけはなぜか原作に忠実しています。

「私を身体が弱く生んだのは両親のせいだから、私のために生きる責任があるの。ガロ、あなたも私のために生きるの」

「そうすれば、私はガロを守る」

この強気なセリフ、どうみても姉から弟への発言ですよね。

犬堂愛珠の設定が姉から妹になったのに、ガロに言うセリフが原作のままになっています。それに対して違和感を覚えた視聴者が多いようです。

妹なら、兄を「守る」なんて言いません。

それだけではなく、ガロの「でも愛していた」というのも、暴君な姉に対してだからこそ美しいですよね。

こちらのツイートにも書いてある通り、姉だからガロを「守る」し、ガロも「親の歓心を独り占めする、我儘で暴君な姉をそれでも愛してた」といえます。

犬堂愛珠の設定を妹になった理由はキャスティング

犬堂愛珠と犬堂ガロの設定とセリフは姉弟だからこそ成立するものなのに、なぜドラマでは兄妹の設定になったでしょう?

その理由は

キャスティング(配役)のせい

だと言われています。

白石麻衣さんに出演してもらうために、無理やり設定を変更した可能性が高いですね。

なぜ白石麻衣さんに出演してもらうために設定を変える必要があるか?

今回、犬堂愛珠を演じたのは白石麻衣さん。そして、犬堂ガロを演じたのは永山瑛太さん。

【ミステリと言う勿れ】ガロ(犬堂我路)のキャストは瑛太で匂わせてた!

2人の年齢は10個離れています。

  • 永山瑛太:1982年生まれ、39歳
  • 白石麻衣:1992年生まれ、29歳

さすがに10個も違うと、白石麻衣さんが永山瑛太さんの姉を演じるのに無理があります。

実際にドラマを見た感じでも、白石麻衣さんは若くて綺麗で、永山瑛太さんは少しやつれている感じでした(汗)

配役の問題は仕方ないですが、それで原作の大切な設定を変えてしまうのはちょっと残念ですね。

原作ファンの多くはこの変更に納得ができないようです。

原作ファンから大きく反対されたこの改変。この件が『ミステリと言う勿れ』の視聴率に悪い影響が出るか、今後も注目していきたいと思います。